ストーリーテリング講座 1回目

昨日、ストーリーテリング(おはなし)講座というものを受けてきました。

ストーリーテリングとは、「物語りを話して聞かせること」。
すなわち、素話について学べる講座です。

わたしは、子育て中や保育士の頃に、寝かしつけをする際、よく素話をしていました。
ベビーシッターや、産後ケアサポート中でも、お話が聞ける年齢のお子様を寝かしつけする時には、やはり素話をしています。

絵本の読み聞かせも大好きですが、素話には、また違う楽しさがありました。
文字を目で追わなくていいので、子どもたちの表情や瞳の変化に注目し、感じながら語りかけることができる。
時には目をつむって、頭の中のイメージを膨らませながら話すことで、子どもたちと一体になって物語の世界観を楽しむ感覚を味わえたこともありました。

子どもたちも、おはなしに引き込まれ、自分の頭の中でイメージがどんどん膨らみ、色鮮やかになっていくにつれて、絵本の時とはまた違う表情が生まれたようにも感じました。

素話はおもしろい反面、話の途中でつかえてしまったり、わからなくなってしまったりすると、絵本のように上手くリカバリーすることができず、難しいなぁ、と感じることもたくさんありました。
そこで今回、絵本カフェ イングリッシュブルーベル(Ehon Cafe English Bluebell)さんで企画された、少人数制のストーリーテリング講座が開かれることを知って、即座に申し込んだのでした。

こちらの絵本カフェはとても素敵なお店で、サポートに行くご家庭で絵本の話が出ると、必ずお勧めしています。
実は先日アップした「絵本の話 『林明子さん編』」の中の、隠し絵のことも、こちらのカフェの店主さんに教えて頂いたのがきっかけで、あまり絵本に興味がなかったママ友に絵本の話をする時には導入に使わせて頂いたりしています。

このストーリーテリング講座は5回完結で、全回参加が条件、今日が初回でした。
全員マスクを着用し、アルコール消毒などの感染予防対策をしっかり取りながらの開催です。

講師の先生はとても素敵な方で、始まる前から教室が明るい雰囲気でした。

途中、先生が4つのおはなしを語って下さいました。
始めはポピュラーなおはなし、次に短くテンポのよいおはなし、そして次はとんちのような?おはなし、と、次々と引き込まれていき、最後のおはなしがこれまたとてもおもしろく、思いがけない方向に進んでいくストーリーに、わたしは子どものように前のめりになって聞いていました。
全体をまとめる構成も素晴らしかったのですが、先生の語りが(マスクをしっかりと着用されていても)とてもわかりやすく、聞いていて心地よく、更にはグイグイと引き込まれ、わたしは衝撃的なワクワク感を感じました。

月1のペースで受講しますが、次回はいよいよわたしも語るようです!
きゃー、緊張する🥵
子どもたちの前で話すのは慣れていますが、おとなのベテランさんたちの前で語るなんて!

さて、何のおはなしにしようか、直感で早めに決めて、そしてじっく〜り練習したいと思います!

初回がとても楽しかったので、残り4回の受講が、今からとても楽しみです❣️


産後doula  長谷川 晶

産前産後の女性に寄り添い、 母親とくらしを支える人。 それが「産後ドゥーラ」です。

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