絵本の話「林明子さん編」
わたしは保育士の時代から、絵本や紙芝居を子どもたちに読み聞かせする時間が大好きでした。
子ども達が絵本の世界やストーリーへと引き込まれ、読み手のわたしと聞き手の子ども達が一体化する感覚を、今でも鮮やかに思い出します。
我が子の子育て中も、毎日時間を見つけては絵本の読み聞かせをしていました。
わたしの好きな作家の1人は「林明子」さんです。
特に、筒井頼子さんとのゴールデンコンビは最高です。
林明子さんと筒井頼子さんの絵本は、普通に読むだけでドキドキワクワクしたり、あったかい気持ちになったりしますが、随所に隠し絵があったりして、それらを探すのも楽しみのひとつです。
例えば、「はじめてのおつかい」という絵本は、読み聞かせしながら子どもと一緒にドキドキ感を共有できます。
この絵本に出てくる、ちょっと怖い印象のおじさんや、賑やかなおばさん。
この2人は「とん ことり」や、「いもうとのにゅういん」などの絵本にも、風景に溶け込んでさりげなく描かれています。
また、「あさえとちいさいいもうと」という絵本も、やっぱりドキドキしてしまうストーリーですが、最後にいなくなってしまった妹を見つけた公園のシーンでは、、、な、な、なんと!「はじめてのおつかい」の主人公みいちゃんがブランコにのっているのです。
このような発見は、子どもの方が早く気付くことも多かったりします。
絵本のストーリーを越えて登場人物が共演し、まるでひとつの街を共有しているような世界観がまたおもしろいのです。
他にもたくさんの隠し絵?があり、繰り返し読み聞かせながら、子どもと共に新たな発見を楽しみました。
💕大好きなお母さんの膝の上で
💕大好きなお母さんの香りに包まれて
💕大好きなお母さんの声で
共に笑ったり、共にドキドキしたり。
そんな時間は、忙しい子育ての中でも大切で幸せなひとときだと思います。
せっかくですから、お母さんが好きな絵本を、親子で楽しみながら読みたいですよね。
今回は、わたしが大好きな絵本の紹介をさせて頂きました😊
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