絵本の話「のはらひめ」
久しぶりに絵本の話をしたいと思います。
我が家の娘たちが幼い頃に読んだたくさんの絵本の中で、今回は「のはらひめ 〜おひめさま城のひみつ〜」をご紹介したいと思います。
女の子は、ドレスやアクセサリーなど、おしゃれに興味を持つ子が多いと思いますが、我が子どもたちもそうでした。
このお話は、まさにそういった興味の先にある「おひめさまになるため」の絵本です。
主人公のまりは「わたしもお姫様になりたい」といつも思っているのですが、ある時、お城からお迎えがやって来て、その日から毎日、お城でお姫様になるための修行やお勉強に励んでいく…というお話です。
私が1番笑ってしまったのが、お城の裏庭で龍やヤマタノオロチ、鬼などの怪物たちと戦うお稽古の場面です。
本来、戦うのは王子様の役目ですが、王子様だっていつもちゃんと間に合うように助けに来てくれるとは限らない💦、誰も来なかったら1人でなんとかしなくてはならないし😅、もしかしたら王子様を助けることだってあるかもしれないから、お姫様だって強い方がいいのです!というページです。
絵の雰囲気と文章のバランスが絶妙で、クスッと笑ってしまうところが多く、親子で楽しんでいました。
絵本選びにおいて、私はいつも「親子で楽しむ」ということを一番大事にしてきました。
絵本を通して「文字を覚えて欲しい」とか、「読解力を身につけて欲しい」とか、「しつけ」や「お勉強」を目的に考えてしまうこともあるかと思いますが、わたしはそういう教材ではなく、娯楽や、あそび、親子で楽しむものとして、絵本を選び楽しんできました。
(とは言え、キャラクターものは選びません。長く読み続けられてきた絵本の中から、好きな絵やストーリーを選んできました♪)
大好きなお母さんや大好きな保育者と一緒に、大好きな声で読んでもらう絵本♡
そのストーリーに登場する人や動物などと同じ気持ちになって、お母さんや保育者と共感する経験は、心の中にあったかい想い出として残りますね。
お母さん自身がおもしろいと感じる絵本を読み聞かせしてあげることで、子どもも一緒に楽しんで、絵本が好きになるのではないかな、と思います。
今回は、女の子向けの絵本を紹介しました。
次回はまた別のタイプの絵本を紹介したいと思います。
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